スポーツマウスガード

スポーツマウスガード（マウスガード）は強打による衝撃を和らげる効果があり、装着していない場合には歯が折れたり唇や舌、顔面などを負傷したりすることがあります。また、脳震とうなどの発生率や重篤度を低減させることが報告されています.

当院では公益財団法人日本体育協会公認スポーツデンティストが精度の高いスポーツマウスガードの作製を行います。

 スポーツマウスガードのスポーツ別ルール

	義務化	色	備考
アイスホッケー	○	白・透明・肌色は不可	アンダー２０の選手のみ
アメリカンフットボール	○	見た目にわかりやすい色（白透明は禁止）	レフェリーのチェック
空手	○		流派・大会により異なる
キックボクシング	○	赤・部分的な赤は不可
サッカー	×		フェースガードは装着可
柔道	×	白・透明のみ
スキー・スノーボード	×		競技別により装着
相撲	×		禁止はされていないが推奨されていない
総合格闘技	○		各団体により異なる
ハンドボール	×
バスケットボール	△	透明のみ可	フェースガードは装着可
ボクシング	○	赤・部分的な赤は不可
モーターサイクル	△		義務化の方向
野球	△	白または透明	高校野球（プロは自由）
ラグビー	○	赤系は避ける	小学校5・6年は推奨 13～18歳は義務
ラクロス	○	白・透明不可	女子のみ
テコンドー	○	白・透明のみ
アイスホッケー	○
ゴルフ	×		公式戦・協議会での使用不可
ホッケー	◯		2022年度より完全実施 （ＧＫ：推奨）
インラインホッケー	◯		国際アイスホッケー連盟：18歳以下、ワールドスケート：バイザー装着者

歯とスポーツの関係

ご存知ですか？一流のスポーツ選手は歯を噛みしめる力が強いほど、ものすごいパワーを発揮します。噛みしめた時に上下の面積が広いほど、すぐれたパワーを発揮といわれています。それにはキレイな歯並びであることが大切になってきます。お子様も9歳位からスポーツに対する取り組みが活発になってきます。お子様の「やる気」をサポートするためにも、大人のお子様の歯への関心が大切になってきます

スポーツマウスガードの種類

種類		概略
市販タイプ	ストックタイプ	既成のものをそのまま使用
	マウスフォームドタイプ （ボイル＆バイトタイプ）	既成のものを温水につけ軟化させ口腔内に適合させて使用
カスタムメイドタイプ	シングルレイヤータイプ	板状のマウスガード材を加熱吸引して作製
	ラミネートタイプ	数枚のマウスガード材を加熱圧接して作製

色